間宮夫人
稀代の天才画家、間宮一郎夫人。本名不明。
かつては聡明な才女として、夫に力添えをしていたが
自身の子をとある事故で亡くし、狂気に執り付かれる。
その狂気は、死して尚尽きる事は無く
主無き間宮邸に悪霊として君臨する事となったのである。
狂気に支配された彼女の時間は
幸福だった日々のまま停滞しており、
自身の死にも子供の死にも気付く事なく
幸せな家庭を邪魔する侵入者に、死による報復を与える。
彼女の周りには様々な悪霊が存在し
それが更に彼女の姿を醜悪なモノと変え、
力となっているようである。
最早怪物と呼ぶに相応しいまでに変貌した彼女だが
最後は、現実を突きつけられ
最愛の子供の亡骸と共に、
清らかな姿のまま天へと昇っていった。
アイコンは変貌後。目あり目なし
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